不機嫌な父

JUGEMテーマ:家族のこと

 

 

朝早く出発して、こちらに来てくれた親戚。

面会可能な時間より早く着いたために、

待合可能な場所で、出迎えた。

この日、伯母夫婦も来て、

大勢で久々に集まった。

私や母は、父方の親戚とは

ずっと会えてなかったので、

数年ぶりに会うのは、少々緊張してた。

 

いったん話しだすと、ずっと懐かしい話題がでたり、

近況を話したりと、会話が途切れることはなかった。

 

面会時間になり、まず私と母で病室へ向かった。

偶然にも、その時は個室だったため、

周囲に気を配ること必要なかったのは、

今思えば幸いだった。

 

「実は、親戚がみんなでお見舞いに来ている」

 

それを聞いた父は、不機嫌になり、むくれた。

文句ばかり言い、仕舞いには、会わないと言いだした。

何とかなだめて、親戚を病室へ迎える。

 

色々話しかけてくれたが、

父は終始ご機嫌斜め。

母や私が知らない話もたくさんあり、

良い時間だと思ったが、

父にとっては違った。

弱ってる自分を見られたくない気持ちからか、

話の腰を折ることばかり。

 

「また来るから・・」

 

の言葉に、

 

「次来るときは、棺桶の中にいる」

 

と憎まれ口を叩いていた。

 

父が好きな故郷のお土産を

たくさん持ってきてくれたが、

口の中が荒れ、味覚に敏感だった父は、

好物のお土産を口にすることはできなかった。

 

 

 

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| my dad* | 15:20 | comments(0) | - |

避けてた状況

JUGEMテーマ:家族のこと

 

 

病気になってから、父がずっと避けていたのは、

周囲に自分の状況が知られることだった。

最低限の仕事仲間には、休むと伝えたが、

それ以外は親戚にも伝えてなかった。

それをずっと拒んでいた。

ただ、状態があまり良くない。

 

伯母は、父のPETの画像に

かなりショックを受けていたのだ。

 

朝、一本の電話がかかってきた。

父の親戚一同が、見舞いにくるというものだった。

思えば、数日前に、伯母が甥に連れられて

お見舞いに来てくれた。

その時の状況から、伯母が判断したのだと思う。

親戚に、父の状況を伝えたのだろう。

私達も伝えるか散々迷った。

それでも、父に忠告されてたので、

できなかったような気がする。

 

この日のお見舞いに行った時、

私も母も、父には何も言わなかった。

翌日、親戚に会ったらどうなるか不安だった。

いつもより早めに帰ってきたため、

父がとても寂しがっていた。

こういう日は、帰ってきてからの電話の時間が長い。

 

父は、母や私が病院から帰宅したら、

必ず電話をするように言っていた。

淋しさを紛らわせる意味もあったし、

無事に帰ったのを、確かめる意味でもあった。

確認だけで済まないのが、我が家の父上。

その日の食事の内容やら、

病室でも話したことを延々と話し始める。

夕飯の支度を始める母と、

話し相手をする私。

15分ほど話して、夕飯の支度をする。

 

 

いつも通り振る舞い、翌日のことを案じた。

この頃は、唇の乾燥がひどいようで、リップクリームより

アズノールが欠かせないようだった。

 

 

 

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| my dad* | 16:00 | comments(0) | - |

甘えと淋しさ

JUGEMテーマ:家族のこと

 

 

入院して1か月が経つ頃には、

父は食事が取れるまでに回復した。

抗がん剤(RB療法)の効果が

あったのだと思う。

流動食からではあったものの、

わりとすぐに5分粥が出るようになった。

でも、全粥だったり、小盛りになったりと、

これも変動があった。

服用している薬の関係で、NG食材があったり、

嗜好上から出さずに配慮してくれたりと、

栄養課の方へは感謝だった。

 

父は、看護師さんとのコミュニケーションを

色々取れるようになったのは良かったが、

家族の前と変わらない態度をとるようになっていた。

それだけ、”慣れた”という点では良かったのかもしれない。

それでも、毎日挨拶をするこちらからすると、

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 

ワガママで意地っ張り。意固地な性格。

なので、それに対応するのは、

家族でも正直しんどい。

なので、私はよく病室で、説教していた。

あまりにも度が過ぎる時は、

母の気苦労を訴えた。

 

それでも、

「それは分かってるんだけど、どうしてもそう言っちゃう」

と、自分の甘えたい気持ち。

病気の怖れや、私達がいない間の淋しさを、

訴えてきていた。

 

 

 

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| my dad* | 16:20 | comments(0) | - |

一進一退

JUGEMテーマ:家族のこと

 

 

父の病状は、一進一退だった。

腫瘍が大きくなり過ぎてるために、

機能していない胃腸などの内臓。

食事は相変わらず取れないので、

点滴で対応。

水分は吸い飲みで小まめに取っていた。

便が出た時は、ベッド脇の用紙に、

時間と量・状態などが書かれていた。

チェックが入ってると、

私や母もとても安堵した。

 

それでも、便が出て良かった!!と思ったら、

動悸や脂汗が出ることもあれば、

リハビリをして39℃近く熱が出たりもした。

その度に検査。

施設が充実してるからか、

CTなども検査室へ行かなくても

小型の機械を使って病室でできた。

リハビリも、ベッドサイドでやれるものを

やっていた。

 

足の浮腫みがひどいので、

私や母が足をさすってマッサージをしたり、

ベッドを傾けて、足の方を上げていたこともあった。

でも、すぐにそれは止められた。

血栓などの、詰まっているものが、

身体を巡ってしまう可能性があるからだ。

素人は知らないことだらけだと、

痛感した日々でもあった。

 

 

 

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| my dad* | 14:45 | comments(0) | - |

父からのCall

JUGEMテーマ:家族のこと

 

 

治療は、血液検査を随時しながら、

状態に合わせて、輸血と抗がん剤を併用した。

 

輸血は製剤種が色々あった。

父の場合、病院から提示された6項目のうち、

”自己血”以外の5項目全てを使用予定という

説明を受け、同意所を提出した。

 

調子が良い時や、安定している時は良いのだが、

面会時間にすぐに私がいかないと、

しょっちゅう電話がかかってきた。

今思えば、自分の身体の状態が

とても不安だったのだと思う。

ただ、私には、勘弁してほしいという気持ちが強かった。

毎日行ってた病院も、体調が優れないと、

1日置きになったこともあった。

 

ただ、母はどんな時も欠かさず、

病室へ行っていた。

私が行けない時は、出先で必要なものを買って

お見舞いに行っていた。

入院してから1日も欠かさず行ったのは、

母だけだった。

仕事へ行ってない私ができないことを、

母はこなしていた。

自分の夫がそうなった時、

同じようにできるかと言われれば、

私はYESと言えない。

 

そんな時、私はケガをして1週間ほど自宅療養になった。

転んで尾てい骨を強打したのだ。

ケガの原因がマヌケだったので、

電話で報告した時に、父はとても呆れていた。

 

家事もほとんど手伝えなくなった。

できることは、病院からもらってくる書類に目を通し、

記録する。書類仕事は得意だったので、

病院の手続きや、提出物は、全て私がやっていた。

それぞれが、倒れないように、

病院と家、職場の行き来する日々だった。

 

 

 

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| my dad* | 14:00 | comments(0) | - |

あれから2ヶ月

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コールドムーン。

ファインダー越しで見るより、

肉眼で見る方が、とても大きかった。

昨年、3度のスーパームーンの中で、

最も大きかったこの月。

 

不要なものを手放す機会・・🌑

 

皆さんは、どんな風に、前へ進んでいってますか?

 

 

 

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| instagram* | 16:20 | comments(0) | - |

久々の集合

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抗がん剤治療から、数日後、

病室に家族全員そろった。

いつも仕事で慌ただしい姉。

珍しく、面会時間に病室に来ることができた。

 

父の面会に欠かせないもの。

ペットボトルの水3本

ペットボトルのお茶2本

その他、その時々で必要なもの。

例えば、薬を飲みやすくするゼリー。

ティッシュ箱に除菌シート。

綿棒や爪楊枝。

乾燥防止スプレー。

リップクリーム

爪切り。

テレビに必要なイヤホン。  

リハビリのためのヒヨコのボール。

(←しーちゃんが使ってたもの)

時には、ソリティアをするためのPC等々。

 

家族が顔をそろえた病室は、

いつもより明るかった。

やっぱり、衝突しやすくても、

会えれば嬉しいのが父親の気持ちなのだろう。

他愛のない話をたくさんした。

 

抗がん剤の副作用もなく、

輸血もショックなど起こらずに、

私もみんなも本当に安堵した。

 

父の看病だけではなく、

私も、少しずつ、統合医療の方たちの会へ

出席する時間を作れるようにし始めた。

 

その日、病室で家族写真を撮った。

横になってる父のお腹は、

相変わらず、大きかった。

 

 

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| my dad* | 15:35 | comments(0) | - |

より詳細な診断名

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日々繰り返される血液検査。

内容はあまり芳しくなかった。

嬉しかったのが、痛みの度合い(CRP)が

少しずつ下がってきたことだった。

検査結果項目には、平常値より

”H”や”L”が目立った。

 

トイレも頻繁で、尿や便の回数や状態を

記載した紙が貼られるようになった。

看護師さんがチェックして、その度にそこに記載する。

 

様々な種類の点滴のお陰で、

入院して10日目。

初診時に14以上あったCRPは、2.601まで下がった。

 

 

その日、診療内容説明書をもらった。

【診断】ろ胞性リンパ腫 臨床病期:鹸(進行期)

非ホジキンリンパ腫 B細胞リンパ腫 年単位進行度低悪性リンパ腫

リンパ腫により、全身リンパ節腫大、背部痛、胸水出現がある

 

PET、CT、レントゲン、数日前に行った、首からの生検。

血液検査などなど。様々な角度からの結果だ。

この場合の治療として、RB療法を勧められた。

 

RB療法は2つの薬剤を用いる療法。

4週間を1サイクルで、4〜6サイクル行う。

 

副作用:トレアキシン

白血球減少→感染症を起こしやすくなる

赤血球現象→貧血・心不全

血小板減少→出血しやすい・止血しづらい

感染症、肝障害、腎障害、血管痛、帯状疱疹、免疫力低下など。

 

副作用:リツキサン

アレルギー症状(発熱・皮疹・血圧低下・呼吸困難など)

 

 

母と2人で説明を受け、

後日、同意書を、病院側へ提出した。

 

 

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| my dad* | 14:45 | comments(0) | - |

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